あらすじ
気が小さい高校生ビョンテ(ジェヒ)は、学校の不良連中に目をつけられて以来、殴られながら怯える日々を過ごしていた。
不良連中から逃げる方法を求め、放課後に図書館であらゆる本を読破したが、苦難の連続。
そんなある日、図書館である男(ペク・ユンシク)の驚くべき動きを目にし、彼がケンカの名手、オ・パンスだと直感する。15年前に全国を制覇した、伝説的存在なのだ。
ビョンテは「殴られない方法を教えてください」と真剣に頼む。パンスは口先だけでケンカの技術を語り、ビョンテは早く実践の技術を習いたいとあせって、彼の正体を疑うようになる。バンスは徐々にケンカの名手としての正体を現しはじめる。
殴られてばかりだったビョンテが、その恐怖を克服するのは容易ではない。応用力も経験もなく、生きていくことそのものがケンカの連続という世の中で、ビョンテは生まれ変われるのだろうか。