あらすじ
朝鮮時代中期。
王となったイ・シジェ(チャン・テフン)は、若さゆえ名ばかりの王だった。臣下の言うとおりにし、会議で意見も通らない…王であることに自信もなくなっていたシジェは、世を変えるため組織を作ることにする。
党派間の争いも激しくなっており、王権を回復するために彼が作ったその組織の首領には、自身が幼い頃から慕っていたベンロク(チョ・ドンヒョク)を指名。
王に代わって政敵の排除にあたることとなったベンロクに、ある時、権力者の暗殺命令が下される。
その権力者の護衛には、なんとベンロクの実の弟があたっていたのだ。
仲たがいをしているわけでもなく、お互いのことを思い合っている兄弟。それでも、自分らの背負う、守るべきもののために刃を交えるしかなく…。