あらすじ
小心者の野獣と、明るい美女のコミカルロマンス!小さな嘘が生んだ最大の危機…
漫画映画の“怪物”専門声優ク・ドンゴン(リュ・スンボム)には、目は見えないが誰より美しく優しい恋人のチャン・ヘジュ(シン・ミナ)がいた。ヘジュの手足となり、彼女だけのための世界を作ってあげたドンゴンは、どんな姿をしているのかと興味を示すヘジュに、額に大きな傷のある怖い印象の自分の代わりに、とっさに高校の同級生タク・ジュナの容姿を説明した。
嘘で語った幸せもつかの間…。ヘジュが手術を受け、目が見えるようになったのだ!
ウソがばれてしまうと焦るドンゴンは、ヘジュの病院に駆けつけるも、自分を見ても気づかないヘジュを見てとっさにドンゴンの友人ジョンソクだと嘘をつく…。
ついにドンゴンの家を訪ねてきたヘジュと鉢合わせ、あわてふためいたドンゴンは、ドンゴンが海外に出張に行ったという嘘をつく。
ヘジュの前に立つこともできず、周りをうろうろしていたドンゴンに、ヘジュの視力が戻ったこと以上の危機が訪れる!
それは自身の容姿として説明した高校の同級生タク・ジュナ(キム・ガンウ)が偶然ヘジュと会ってしまったこと。完璧なイケメン検事の登場も妬ましいというのに、タク・ジュナはヘジュに一目ぼれし、積極的にアタックし始める。
さらには、隠れて見守っていたドンゴンの前にタク検事への復讐を夢見る、どんくさい暴力団員ドシク(アン・ギルガン)まで現れ、状況はどんどんもつれていく。
そんなある日、絵に描いたようにお似合いのヘジュとジュナの姿を見たドンゴンは、涙をのんでヘジュのもとを離れ、本当にハワイへと発つ決意をするのだが…。