あらすじ
90年代後半、ごみの埋め立て地が置かれていた水色(スセク)が、騒々しくなる。
1990年代後半までは、ソウルの水色洞は貧しい街だった。首都圏のごみ埋め立て地である蘭芝島(ナンジド)がすぐ隣で、毎日のように通り過ぎるゴミ収集車による悪臭が漂い、自然とお金のない貧しい人のみがとどまる地に。
そんな中、2002年にワールドカップが韓国で開催が決定。政府はソウルにワールドカップ競技場を建設しなくてはならなくなり、地価も安く広い蘭芝島周辺の土地に注目した。そして、金持ちの再開発関連業者も水色に入り込むようになった。
水色には幼い頃から仲良しの4人がいた。彼らの一人も、再開発に関連する仕事をすることとなり、これをきっかけとして貧しい町内でも平凡に仲良く暮らしていた彼らの友情に、亀裂が入り始める…。
表現することに慣れていない若者たちの感情が爆発する!