あらすじ
エンジェル産後調理院の院長であるドヘ(イム・ヒョンシク)は、ウォンマン(パク・サンミョン)、オクマン(パク・サンミョン)、イベク(キム・ソンス)、ジイン(ハン・ゴウン)の4人兄妹の父。
だが、その中でも自分の血を分けた子どもは、離婚した妻・インスク(イ・ミヨン)との間に生まれたイベクだけだった。
周りの人たちは、イベク以外の子どもたちを外で作った子どもたちだと噂するが、ドヘは産後調理院に残されていった3人を引き取ったのだ。
4人全員を深い愛情で包み込み、育ててきた。
だが、そんなドヘの気も知らずすくすく育った4人兄妹は、みな20歳を過ぎるまでに独立し、家を出てしまう。
ドヘはいつか子どもたちが自分のもとへ戻ってくるだろうと、一抹の希望を抱いていたが、子どもたちはそれぞれ家への複雑な思いを抱いており、なかなか家に寄り着こうとしない。
そんなある日、末っ子のジインがドヘに帽子をプレゼントする。
そのプレゼントが気に入ったドヘは、どこにでもその帽子を被っていったり、周りに自慢して回った。
だが、その帽子が風に飛ばされてしまい、それを追いかけたドヘは交通事故により、命を落としてしまう。
失ってから気づく父という存在の大きさ。残された子どもたちは…。