あらすじ
未婚の母のもとに生まれた息子、13歳のネモ。彼は“未婚の母”である女性と結婚することが夢で…。
母の突然の死後、母が運営していた時計店のあった場所に新たに店を構えたのは漫画店。そこの店主は、息子ギチョルと2人暮らしの未婚の母プジャ。未婚の母が運営していた時計店のあった場所に越してきた、また別の未婚の母。ネモはブジャが自分の運命の相手だと感じ、「結婚してください!僕の命より愛しています!」とプロポーズ!
その後、ブジャとギチョルと映画を見に行ったネモ。だが劇場が火事になってしまい、ギチョルが出てこられなくなるとネモは燃え盛る劇場の中へ!ギチョルは奇跡的に救出されるのだが、ネモは行方不明になってしまう。
そうしてネモが目を覚ました場所は、美しい森の中。見慣れない2人の男性が何やら言い合いをしている。
…そう。ネモは天国に来てしまっていたのだった…。それも80年も早く。
20日後、家で目を覚ましたネモ。だがネモはこれ以上13歳の少年ネモではない。33歳の大人になってしまった状態で目を覚ましたのだ。
天国に早く行き過ぎたことによる、死神との取引で一日を1年のように経過させることで生き返ることに。
60年のような60日間だけが彼に残された期限…クリスマスまでしか生きられないネモは、ブジャと短い恋愛を始めるのだが…