あらすじ
全てを飲み込んでしまいそうな吹雪の中、アラスカ、アジアック登攀に出たジュンヒョン(イ・ソンジェ)とウソン(ソン・スンホン)は遭難してしまった。
さらに泣きっ面に蜂、ジュンヒョンは足をひどく負傷してしまっており、海外遠征、遭難、すべてが初めてのウソンにとって、冷たい雪山での孤立は恐怖心を増幅させた。
暗い氷の洞窟の中で眠ることなく生き残るため、少しずつ各自の記憶をたどりながら生死の境を行き来する彼ら。その時、ジュンヒョンとウソンはおかしな予感に動きを止めた。
遭難という極限の状態を、自身らの記憶の片隅にいる女性ギョンミン(キム・ハヌル)と重ねてしまっていた。最後まで叶うことのなかったギョンミンとの恋を胸に潜めていたジュンヒョンと、ギョンミンに隠していたウソンの恋心が、死を前に後悔の念として押し寄せてきて…