あらすじ
少年院から出所し、歌手になる夢を叶えるためオーディション会場に向かう若者がいた。
彼の名前はキム・サン(キム・ジュヨン)。思いがけず巻き込まれてしまった飲みの席での争いで正気を失ったサンが、正気を取り戻した時には人が死んでいたのだ…。そうして少年院に入った彼だが、出所後、人気ガールズグループの所属する事務所でのオーディションがあることを知り、長く夢見てきた歌手になるため、オーディション会場に向かっていた。
だが、乗っていた車の故障でオーディションに10分遅刻。審査委員のク・ボンゴル(イ・ジュヒョン)は、彼に歌を歌う機会すら与えなかった…。
その後、誰もいないオーディション会場で一人、歌を歌っていたサン。それを偶然見かけた男性が…。彼の名前はファン・ジャス(パク・ソンウン)。5年前まで業界でも5本の指に入るほどの天才作曲家だったが、ギャンブルに手を染め、カジノに行き、何もかも失ってしまった男。再起をかけて戻ってきた韓国で、ライバルであるボンゴルに会いに来て偶然サンを見かけたのだった。
自身の再起のため、サンをデビューさせることを決めるのだが…。