あらすじ
時は朝鮮の日本統治時代である1943年。
テヒョン(チェ・スジョン)は長野県の高校で柔道選手として活動し、給仕としても働いていた。
だがその稼ぎだけでは足らず、借金の取り立てのような仕事もしていた。
そしてもう1人の朝鮮人であるデチョル(リュ・ジン)は食堂でご飯を食べている時に、食堂の主人を脅迫するテヒョンの連れを見て、彼らを制する。
これが2人の出会いだった。
異国の地で、同じ朝鮮出身という事、そしてお互い柔道選手という事もあり、次第に友情を育み始めた2人。
だがある日、学徒出陣の令が出され、全国学生柔道大会の優勝者だけが入隊を免除されるという。
テヒョンはデチョルと試合をする事になるが、柔道部の主将であるタカダに圧力をかけられていた。
だがテヒョンはデチョルを裏切る事が出来ずに、自分が負ける事を選んだのであった。
結局優勝者の免除は無くなり、2人で東京陸軍中央幼年学校に入学する事になったテヒョンとデチョル。
ここから2人の激動人生は始まり…!