あらすじ
70代になるなるバック(シン・グ)は、紙くずを集めながら両親のいない孫娘ダソン(キム・ヒャンギ)と2人、貧しく暮らしていた。やっとのことで集めたお金も、突然出所してきた息子であり、ダソンの父であるチュンサム(キム・ヨンホ)に取られてしまい、さらに苦しい生活に。そして唯一の生計手段であったリアカーまでも撤去しようとする撤去班と、これを制止しようとする住民らの間で壊れてしまい、お先真っ暗となってしまった。
どうにかして壊れたリアカーに対する補償を受けようとバックは孫娘ダソンと共に撤去の始発点である開発業者ガプスの家を訪ねる。だが、ガプス一家は海外旅行に行っており、家にいたのはガプスが大切にしている数千万ウォンの犬と管理人のドンフンのみ。見つからないよう彼の家に侵入した。
管理人ドンフンは、ガプスに対する人格的復讐の手段としてガプスが可愛がっている犬を殺そうと、犬が食べるカルビに農薬を入れ始める。これを知らないバックは、肉が好きなダソンにカルビを盗んで食べさせてしまい…