あらすじ
夢の国から来た、残忍な招待。
“ごめんね、守ってあげられなくて…”
携帯ストラップを売りながら生活費を稼いでいる幼いスニョン(キム・セロン)には、知的障害を持った父と、なんでも完璧なバービー人形になりたい幼い妹スンジャ(キム・アロン)、傍若無人な叔父(イ・チョニ)がいる。
そんなスニョンの元に、心臓病を患っている2番目の娘のためにスニョンを必要とする、アメリカ人のスティーブとバービー親子が訪ねてきた。
金のために姪っ子をアメリカに送ろうとした叔父は、スニョンを強制的に養子に送ろうとする。
だが、幼い妹スンジャは、自分がアメリカに行けないことに苛立ち、姉の代わりにアメリカへ行くため手を尽くす。これが、死へのカウントダウンだとも知らずに…。
この事実を知らないのはスニョンも同じだった。アメリカに行ったらもっと良い人生を生きることができるかもしれないという思いで、妹のスンジャを代わりに連れて行ってくれと頼む。バービーは、優しいスニョンと共に生きることを望んだが、バービーの父の陰謀を後から知り、衝撃を受ける…。