あらすじ
アマチュア ソウル刑事イ・スチョルは、ソンギ派の内部麻薬ルートを明かすため、モクポ組織に参入しながら、薄氷を履むような組織体験をすることに…。
最初の関門-地面に生き埋めにされる。
ペク・ソンギが刑務所で仕えていた、チョ・テボムの推薦書一枚を持ってペク・ソンギのもとを訪ねたイ・スチョル。推薦書を渡すや否や、「こいつは土に埋めろ」との言葉…一体2人には何が…?
二番目の関門-人間鐘つき。
潜入の機会をうかがっていたスチョルは、偶然ガオリ派がペク・ソンギを襲撃しようとしている機密情報を入手し、ペク・ソンギに密告するのだが…その日、スチョルに下されたのは、裏切り者という烙印と、人間鐘つきの挙行だった。
三番目の関門-港喫茶のウンチャン。
裏切り者の罰則と共に、働きを認められ、ソンギ派の末端組織員となったスチョル。組織内の地位上昇のため、必死の任務遂行を行う。
四番目の関門-ボクシングの試合出場。
そんな彼に、一筋の光が差す。宝船探査事業誘致のため、ボクシングの試合に組織を代表するボクシング選手として選出された。
6回戦まで持ちこたえられず座り込んだら刺身包丁で首を飛ばすと脅迫され、歯を食いしばって耐えてKO勝利を果たしたスチョルは、組織の英雄に!
その後、ペク・ソンギを会長ではない、兄貴と呼ぶことになったスチョルは、自分が彼を捕まえに来た刑事なのか、モクポの輩ナム・ギナムなのかすらわからなくなる状況に陥るのだが…
彼に残された任務は、麻薬密売の証拠を入手しソウルに錦を飾ること!ナム・ギナム!じゃない、イ・スチョル!
彼は果たして、ペク・ソンギ組織から足を洗い、真の強力班刑事として戻ることができるのだろうか?