あらすじ 定職もなくサラ金の取り立ての仕事をしているミノは腹違いの兄の遺骨を持って後輩と一緒に故郷に向かう。借金に追い回されて殺された彼の兄。兄のポケットからミノの電話番号が出てきたためミノは仕方なく遺骨をひきとり故郷に向かう。気が向かない帰郷。そこには思い出したくない思い出がある。漁師の妻だった母。しかしミノの母は妻がいる男性を愛し、一生罪悪感に苦しみ、病気で亡くなる前にミノにハーモニカを渡す。