あらすじ
ヘジャングク店を経営するチョ・スングムは、情に厚く、誰のことでも信用し、お金を取られてしまうこともしばしばだった。
そんな彼女は、娘ミランに一度だけ母親として最低なことをしたことがあった。それは、夫を亡くし一人になったとき、幼い娘を孤児院に捨てたこと。娘ミランはそのことを、一生忘れることはできなかった。
母への憎しみだけで生きてきたミランだが、ある時母が不治の病にかかってしまったという事実を知ることとなり…。
酒の好みから全てが正反対の母娘が、母の人生の最後のページで紡ぐ、胸の痛む物語…。