あらすじ
寺子屋の先生であるカンソク(キム・イングォン)は、20数年、寺子屋で漢学だけを学んできた青年。これまで、漢学をきわめてほしいという父の意にそむいたことがない誠実で親思いな息子だった。
だがある日、カンソクは師匠であり父であるドカン(ピョン・ヒボン)に内緒で町の賑やかな喫茶店に行ってしまう。
それは、これまでの人生に一つの疑問も持たず生きてきたカンソクの心変わりが起こした行動だった。元々音楽に興味があり、才能もあったカンソクはそっちの道に進んでみたいと思うのだが…。
センター分けに一つ結びをした男性がスーツを着ているという物珍しさから、目立ち過ぎてしまったカンソクの行動は父の耳に入ってしまい、叱られ、漢学に専念することを強いられてしまうのだが…。