あらすじ
陸軍士官学校を優秀な成績で卒業し、中佐まで上り詰めたジェヨン(イ・ジェヨン)。
大佐になる日を待ち続け、昇進の日が近づいてきた頃、周囲からはジェヨンが大佐で間違いないと祝われ続け、ジェヨンもその気になり、大佐室に置くネームプレートまで準備し昇進の電話を待っていた。
だが、楽しみにしていた電話で伝えられたことは…
「君になると思ったんだが…また機会があるだろう」
という悲しいものだった。諦めきれず、ネットでの発表も見てみるが、自分の名前は見つからない。
一緒に暮らし、家事すべてを担ってくれている母もジェヨンが大佐になることを楽しみに、すでに近所の人にも言い回っており、その日は豪華な食事も用意して近所の方を招いて家でパーティを開く予定でいた。
今更違ったと口がさけても言える状況ではない…ジェヨンが大佐となったフリをしながら、パーティは予定通り進んでいった…。
パーティも中盤に差し掛かった頃、少尉に任官された娘のハンビョル(パク・ハンビョル)が帰宅。
実はジェヨンは、妻も、娘も軍人の“軍人一家”だったのだ。
状況を把握してないハンビョルは、大きな声でこう叫ぶ。
「お母さん、大佐への昇進おめでとうございます!」
そう、今回大佐に昇進したのは、ジェヨンの妻であるヘミ(パク・ヘミ)だったのだ!