あらすじ
“武神”と呼ばれ、民から支持されていた将軍キム・シン(コン・ユ)は、若い王の嫉妬と恐怖により、無残に殺されてしまう。
剣に刺されたまま捨てられた武神の遺体に向かって、民らは神にお祈りを捧げる。そして、民の切実な祈りを聞いた神は、武神に賞でありながら罰を与える。それは、永遠の命…。
“鬼の新婦”に、体に刺さされている剣を抜いてもらうまで死ぬことはできず、何百年も、愛する人が旅立つ姿を見届けなければいけない…。
神の残酷な奇跡により蘇った武神は、“鬼”として、生き続ける。
一方、生まれる前に死ぬ運命だった少女チ・ウンタク(キム・ゴウン)。ウンタクの母親は、ウンタクを妊娠中に交通事故に遭い、死ぬはずだった。しかし、ウンタクの母の切実な願いを聞いた心弱い鬼が、ウンタクの母を助ける。そうやって、生まれるはずではなかった運命のウンタクは、幼い頃から見てはいけないものが見えてしまう不思議な力があった。
ウンタクの9歳の誕生日、母親を亡くしたウンタクは、母親の霊を探しに来た死神(イ・ドンウク)に会う。生まれる前に死ぬ運命だったウンタクに気づいた死神はウンタクを連れて行こうとするが、サムシンハルメ(韓国古代の神。子供を守る守護神)の助けにより、ウンタクはその場を逃げ切る。
高校3年生になったウンタク。自分の誕生日にひとりでロウソクを灯して、母親が亡くなった日以来、初めて神にお祈りする。
願いを言って火を消すと、突然後ろに現れた鬼!突然見知らぬ少女により召喚された鬼は大困惑…!