あらすじ
韓流トップスター シン・ジュニョン(キム・ウビン)は、自身が死ぬラストシーンの撮影中、死にたくないと訴え、撮影途中に現場を抜け出す。その足で向かったのは病院。ジュニョンは治療が不可能な病気にかかっていて、余命宣告を告げられていた。
一方、ドキュメンタリー番組のプロデューサーのノ・ウル(ペ・スジ)は、無断で排水を放流する業者の撮影している最中、業者の人にばれて、今回の件を隠ぺいする代わりにと500万ウォンを渡される。借金があったノ・ウルは、これを受け取ってしまい、結局は会社をクビにされる。
クビになってやけ酒をしていたウル。慰めに来てくれたと思ったチェ・ジテ(イム・ジュファン)にまで叱られて、自暴自棄していたところ、隣のテーブルの会話に興味を抱く。それは、重要なドキュメンタリー番組に出演することになっていたジュニョンが契約まで終わっている段階で、突然出演拒否を言い出したという。プロデューサーとジュニョンのマネージャーがもめているところに、ウルは自身がジュニョンを説得するから、雇って欲しいと言い出す。
翌日、ジュニョンの家の前で待ち伏せし始めるウル。そして、そんなウルの顔を唖然として見つめるジュニョン…。そして、出かけるジュニョンの車に乗り出したウルは、ジュニョンを番組に出演させようと説得し始める。しかし、ウルの話に全く聞く耳を持たないジュニョンはウルを車から降ろさせようと乱暴運転をする。耐えられず車から降りたウルに、ジュニョンはお金を投げてその場から去っていく。
ウルを置いて帰るジュニョンは、ラジオからウルを降ろした近くで事故があったというニュースを聞く。心配になったジュニョンはウルのところに戻る。出演する気になったかと聞くウルに、顔色を変えて怒るジュニョン。
「僕のことがわからないのか?ノ・ウル!」
二人は高校生のころからの悪縁…ウルはジュニョンがずっと探していた人だった。