あらすじ
権力の頂点、王座。
その王座に座っている肅宗(スクチョン/チェ・ミンス)。王を守ろうとするヨニングン(ヨ・ジング)。
そして、王座を狙うイ・インジャ(チョン・グァンリョル)と、それを阻止しようとするペク・テギル(チャン・グンソク)…。
雪が降り注ぐ中、将棋で対局中のテギルとインジャ。「大義のためには犠牲が必要」というインジャ。今の朝鮮を変えるには王座につくしかなく、それは朝鮮のため、民のためだと話すインジャの発言に「君が?!民を顧みない王は必要ない!」と敵意丸出しのテギル。
都城へ向かうと言い放ち、去っていくインジャに向けて、テギルはインジャの反乱を阻止する意思を強める。
「君が知らないことが一つある。この世界は最後は民が勝つものになっている」—…
一方、漢陽では今日も女遊びと博打ばかりする夫ペク・マングム(イ・ムンシク)に頭を悩ませているボクスン(ユン・ジンソ)。女遊び中のマングムを見つけ、喧嘩をしていると、遠くからボクスンを見つめるインジャの姿が…。
博打に戻ったマングムを置いて、一人で家に帰るボクスンだが、帰り道に何者かに攫われる。気が付くと、見知らぬ部屋…。暗闇の中から現れたインジャは、宮中で働くボクスンに仕事を頼む。どこで何をし、どのような動きをするかまで、言動全てを細かく指示されたボクスン。それは全て肅宗をボクスンに惚れさせるための企みだった。
インジャからお金をもらって頼まれた仕事だが、夫のマングムが気がかりなボクスン。しかし、インジャからもらったお金はすでにマングムが使い果たしていた。
後日、肅宗の散策に付き合わされたボクスンは、肅宗が手を握ると突き放して夫がいることを打ち明ける。ボクスンの夫が気になった肅宗は下調べをし、マングムの存在を知る。
博打が好きで、多額の借金を抱えていることを利用し、ボクスンを手に入れようとする肅宗。キム・イス(ソン・ジョンホ)の提案で、マングムとボクスンを賭けたひと勝負を繰り広げることに!
これが全てインジャの計略とは知らず…。