あらすじ
5年前に最愛の妻を亡くしたイ・サンテ(アン・ジェウク)。子供二人を男手ひとつで育てながら、亡き妻の両親、妹と一緒に暮らしていた。ある日、息子イ・ス(チョ・ヒョンド)の授業参観に参加したサンテ。スは「父は僕の誇り」という内容で書いた作文を読み上げて、サンテを喜ばせた。
しかし、スと隣の席で、スの親友であるユン・ウヨン(チョン・ユンソク)はまだ来ない母アン・ミジョン(ソ・ユジン)を待っていた。だが、ミジョンは友人だったカン・ソヨン(ワン・ビンナ)と浮気したことが原因で、離婚した元夫ユン・インチョル(クォン・オジュン)のところへ向かっていた。ミジョンと離婚し、子供たちに「お父さんはアメリカへ行っている」と嘘をついていたインチョルだが、ソヨンと結婚してミジョンが住んでいる町でパン屋を開くことになったのだ。
インチョルとソヨンのパン屋に着いたミジョンは、ソヨンを責め立てるが、ソヨンは「母のお店だから仕方がない」と答える。そのとき、ソヨンの母イ・ジョムスク(キム・チョン)が来て、ミジョンに「もう3年前のことだし、あなたが今ここで暮らせているのは私が払った慰謝料のおかげでしょう」と逆にミジョンを責める。これに対してミジョンは何も言い返せずお店を出る…。
翌日から「クリスタルファッション」で勤務することになっていたミジョンは、挨拶をするために会社を訪問する。実は、サンテも「クリスタルファッション」でチーム長として勤めていた。ミジョンが会社に着くと、会社はトラブルが発生してバタバタしていた。過去に似たような経験があったミジョンは、この緊急事態を解決し、サンテやチーム員たちを感心させる。
その日の夜、ミジョンの子供たちはインチョルと週に一度のテレビ電話をしていた。子供たちとのテレビ電話を楽しんでいるインチョルが憎かったミジョンは、テレビ電話の回線を切って、部屋でお酒を飲む。一方、その頃サンテは、亡き妻の写真に向かって今日の授業参観でのできごとや、新人のミジョンのことを報告しながら、「会いたい」と寂しそうに話しかけていた。
亡き妻を慕うサンテと、浮気した夫が憎いミジョン。果たして、二人はお互いの傷を癒して、再び愛することができるのか…?!