あらすじ
優れた味覚の持ち主オ・ボム(ソン・ジウン)。翌日に控えている大手酒造メーカー"プンギルダン"の最終面接のため、家族の協力の元、マッコリの銘柄を当てる練習をしていた。ボムは、メーカーはもちろん、母が水で薄めたマッコリまで当てて家族を驚かせる。しかし、面接当日の朝、寝坊をしてしまうボム。急いでタクシーに乗り込むと、母親の誕生日のためにアメリカから一時帰国していたカン・マル(イ・ジェジュン)がタクシーに乗っていた。ボムはマルに事情を話して相乗りをさせてもらう。
なんとか無事面接に間に合ったボムは、味覚テストを受けるが、自分だけが他の受験者たちと回答が違い、面接に落ちたと思ってがっかりする。だが、実はボムの回答がすべて正解で、ボムの優れた味覚に興味を持ったプンギルダンの社長ペ・グッキ(チェ・ミョンギル)は、ボムを商品研究所へ配属させることを考える。
そんなこととは露知らず、落ち込んで家に帰って来たボム。2年間準備してきた面接に落ちたと思いイライラしていると、宅配が届く。中身を開けようとすると、仕事に行っていたはずの父が急いで家に戻ってきて、ボムが受け取った宅配を持って部屋へ入る。その宅配は何なのか聞くボムに、「なんでもない」と答える父。中身を開けると、そこには"子供を探しています"と書かれたチラシが1枚入っていた。そして、そのチラシに写っている子供の写真は、ボムの父の部屋に飾ってある写真の子供に瓜二つだった…。