あらすじ
代行運転や日雇い労働などの職を転々としていたイルボム(キム・イングォン)は、"債務不履行者"というレッテルにいつも困らされていた。
病気の娘の治療費を稼ごうと、おばさんたちに様々な健康食品や生活用品を売る広報館"ットッタバン"に就職したイルボムは、自身の境遇が情けなくなる。
そんな彼に広報館の店長チョルジュン(パク・チョルミン)は、「子供より俺たちの方がましだ」と、妻子を食べさせる為に命を賭けて売れと言い放つ。
彼の言葉を聞き、楽しそうにしているオバサンたちを見たイルボムは、次第にやりがいを感じ始める。
そんな時、息子が検事になったが「子供の足手まといになりたくない」と、一人で淋しい老後を送っているオクニム(イ・ジュシル)が広報館にやって来る…。