あらすじ
地下鉄のコインロッカー10番に捨てられたイリョン(キム・ゴウン)。
彼女は、合理的なものだけ生き残れるチャイナタウンで"ママ"(キム・ヘス)と呼ばれる女と出会う。
ママはイリョンをはじめとする"役に立つ"子供たちを自分の家族にし、チャイナタウンを支配しようとする。
お金になることなら何でもするママが、イリョンにとっては唯一の家だった。
そして、イリョンはママにとって最も役に立つ子供に成長する。
そんなある日、イリョンはママのお金を借りた悪徳債務者の息子ソッキョン(パク・ボゴム)に会う。
ソッキョンはイリョンに、見たこともないほど暖かく、親切な世の中を見せる。
イリョンは初めてチャイナタウンではない、また別の世界に興味を持つようになる…。
そんなイリョンの変化を感知したママは、彼女に危険な最後の仕事を与える。
「証明してみて。お前が、まだ役に立つという証明…」