あらすじ
IDエンターテインメントの副社長でありスンジングループの後継者でもあるチャ・ドヒョン(チソン)は、幼い頃に両親を亡くし、祖母のソ・テイム(キム・ヨンエ)から厳しく育てられた。
勉強もできて容姿端麗で性格まで良い最高の男になったドヒョンだが、留学中に友達が養父から暴力を受けているところを目撃して一変した。
ドヒョンの脳裏に、見たこともない景色が浮かび、強い痛みとともに凶暴な別人格のシン・セギが現われたのだ。
自分の中に自分以外の人格があることを知ったドヒョンだが、自身の病をアン室長(チェ・ウォニョン)と主治医のソク・ホピル(コ・チャンソク)以外に打ち明けることはなかった。
その数年後、ソ・テイムの命令で韓国に帰国することになったドヒョン。
韓国に向かう飛行機でオ・リオン(パク・ソジュン)と隣同士の席になったドヒョンは、リオンを迎えに来たオ・リジン(ファン・ジョンウム)と出会うが、リオンに対して怒るリジンを見て、精神障害者だと勘違いする。
ところがこのリジンは、ソク・ホピルの下で働く精神科医だった。
病院に戻ったリジンは、入院患者のホ・スクヒ(キム・スルギ)が逃走したと聞き、探しに出かけた先でドヒョンと再会する。
ドヒョンはリジンが病院から抜け出したと思い引き止めようとするが、揉み合っているうちに頭を打って別人格のシン・セギになってしまう。
会うたびに雰囲気が変わるドヒョンを見たリジンは、ドヒョンが多重人格者なのではないかと疑い、ドヒョンを助けようとする…。