あらすじ
パク・ダルヒャン(ジョン・ヨンファ)は、幼い頃に会った少女ユンソ(ソ・ヒョンジン)を運命の人と固く信じ、ユンソと結婚するために5年間一日も欠かさずに武芸を練習してきた。
ユンソと交わした「5年後、武科試験に首席で合格して結婚する」という約束を守るために武芸を磨きあげたダルヒャンは、漢陽に発つ際もユンソが書いたラブレターを大事に胸にしまって上京した。
しかし、乗っていた馬がわずか数日で倒れてしまう。なんとか武科試験の前夜に漢陽にたどり着くも、試験生が泊れる部屋はすでに定員になり、仕方なく近くの居酒屋に宿泊することに…。
居酒屋で高額な料金をふんだくられた揚句、3人部屋に入れられるという踏んだり蹴ったりの状況でも、翌日の試験に備えて眠りに就こうとしたダルヒャン。しかし夜中に突然男たちが部屋に乱入し、一緒に寝ていた武科受験生の一人を襲撃!
彼らは、ある裕福な家庭が自分の子供を武科試験に合格させるために、合格しそうな受験生に重傷を負わせて試験を受けられなくする為に雇われた男たちだった。
そのことを知ったダルヒャンは、怒りを感じて男達を追いかけるが、そこで「三銃士」と名乗る3人の男達に出会う。
彼らは受験生に重傷を負わせた男たちを一気にやっつけるほどの圧倒的な武力を見せつけ、去り際に名前を聞いたダルヒャンに「三銃士」と名乗った。
三銃士と名乗った彼らはソヒョン世子(イ・ジヌク)とソヒョン世子に仕えるホ・スンポ(ヤン・ドングン)とアン・ミンソ(チョン・ヘイン)だった。
3人のうちの一人であるソヒョン世子は、幼い頃に宮廷の外で過ごしたために自由奔放な性格で、幼馴染のホ・スンポと僧侶出身のアン・ミンソを護衛に従えて夜の街を徘徊していた。
身分を明らかにしないまま知り合った三銃士とダルヒャンだが、翌日、武科の試験会場にソヒョン世子達が現れ、動揺したダルヒャンは王様の前で大事件を起こしてしまう…。
アレクサンドル・デュマの作家の小説「三銃士」をモチーフにしたフュージョン時代劇。
武科…武官を選抜する試験