あらすじ
ユン・セヨン(チェ・ジウ)は、幼い頃から経営学を学び、父親の会社を継いでグループ企業を統率してきた鉄の女だ。
仕事と結婚したかのごとく仕事に打ち込み、恋愛や結婚には全く関心がない。
ある日、自分の子宮に水疱があり、このまま大きくなれば子宮を摘出しなければならないと言われるが、香港でのホテル買収が数ヶ月かかるため、それが終わってから考えると言い、そのまま香港に行ってしまう。
一方チャ・ソクフン(クォン・サンウ)は、会社の共同経営者である先輩のファン・ドシクが会社の金を持ち逃げして、10億ウォンの借金を抱えてしまった。
途方に暮れている時にドシクから「金が用意できたから香港にこい」と連絡があり、妻のホンジュ(パク・ハソン)と一緒に香港に行くが、ドシクは自殺していてお金は用意できていなかった…。
ソクフンたちが絶望していると、ドシクの遺品の中から3千ドルが見つかる。
その金を大切に使おうと言うソクフンに対し、3千ドルを使い果たして贅沢をしようというホンジュ。
結局ホンジュの意見に従うことにして3千ドルで豪華なホテルに泊まり、翌日も高価な買い物をしたり豪華なレストランで食事をしたりと香港を満喫する二人。
そんな中、昼食をとりにやって来たレストランで偶然セヨンと再会したソクフン。その前セヨンの会社の入社試験を受けて不合格になっていたが、今でもお互いに面接時のことを覚えていた。
その日の夜、ホンジュは楽しかった香港での思い出を胸に、海へ入水自殺を図ろうとするが、たまたま通りかかったセヨンに助けられる。
ソクフンとホンジュに借金があることを知ったセヨンは、翌朝にソクフンを呼び出してある提案をする…。
「3日で10億。チャ・ソクフンさんの時間を私が10億で買うわ」