あらすじ
慶州の静かな街。常に学年トップを維持し続けるカン・ドンソク(子役パク・ボゴム)はIQ150の天才的な頭脳に、田舎では珍しい貴族的なビジュアルの好青年だった。
しかし息の詰まるような貧困や、何年も戻らない放蕩者の父親、他人の家で奉公をしながら苦労している母親チャン・ソシム(ユン・ヨジョン)、知的障害がある双子の姉カン・ドンオク…生活は全く貴族ではなかった。
母親が働いている家の娘、チャ・ヘウォン(子役クォン・ミナ)はドンソクに片思いをしていたが、素直に気持ちをぶつけてくるヘウォンにドンソクも次第に心を開き2人は付き合うようになった。
そして、2014年。
検事になったドンソク(イ・ソジン)に15年間離れていた故郷への異動が発令された。
ドンソクが故郷に帰って来た日、街中に横断幕が掲げられ、皆がドンソクを歓迎していたが、どこか浮かない表情のドンソクだった。
一方、裕福だったチャ・ヘウォン(キム・ヒソン)は、貸金業者の従業員として逞しく生きていた。
借金を回収するために理髪店に来たヘウォンは、そこで暴れているカン・ドンヒ(オク・テギョン)と出くわす。
「借金の形を壊された」とドンヒに突っかかるヘウォンだが、ドンヒに殴られそうになっていたところをドンソクに助けられる。
「俺はどうしてここに戻って来たのか…うんざりする家族が居て、ヘウォンが居るこの土地に…」
15年ぶりの再会を果たした2人、運命がついに動き出す!