あらすじ
6年前の7月、警察庁の刑事ヒョンジュン(キム・ジェウク)は連続殺人事件捜査で潜入していることが犯人にばれてしまう。
とっさに銃を発砲し、その音を聞いて駆けつけた同僚で恋人だったシオン(ソ・イヒョン)の目の前でヒョンジュンは撃たれ、命を落とす。そしてシオンも後ろから撃たれ、脳死状態に…。
シオンは6年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ました。しかし自分がなぜ事故に遭ったのか、事故当時誰といたのか、そして警察庁での活躍も、すべて記憶を失ってしまった。
それと引き換えに死者の魂が見えるという不思議な能力を手にしたのだった。
現場に復帰したシオンは、警察庁遺失物センターに志願し、チーム長となる。そこで彼女は警察庁一の問題児で銃器過多使用で左遷されたゴヌ(オク・テギョン)と出会う。
ゴヌは自分よりも年上だが警察での経歴が浅いシオンを軽視、彼女をなかなか受け入れることができない。
酒を飲みながら正直な気持ちを打ち明けるゴヌにこれも運命だと言い放つシオン。
トイレに立ったシオンは、そこで顔に傷のある女子学生に襲われそうになる。シオンの悲鳴を聞いたゴヌは何事かと思い、シオンの元へ駆けつける。
しかし何も見えないゴヌは「とりあえず飲みましょう」と席につく。
しばらくして遺失物の競売会が開かれた。その中にあの日、居酒屋で襲われた女子学生の名前が書かれた体操服があることに気づく。
すると女子学生が再び姿を見せ、シオンに助けを求めた。実はその女子学生は飛び降り自殺で命を落としたのだった…。