あらすじ
ジヘ(ナム・サンミ)は果樹園を営む両親のもとで育った、純粋で素朴な女性。しかし一方で自己主張も強く、自分の世界観を大切にしている。検事のテウク(キム・ジフン)と恋に落ちるが、彼と結婚まで至るつもりはなかった。しかしあっという間に周囲から公認されるカップルとなって、彼のプロポーズを受け入れる。
ところが、実はテウクの父の反対を押し切って結婚したこともあり、ジヘはテウクの家で起こる出来事に耐えられず、離婚を申し出る。過去結婚に渋っていたジヘが、結婚をしても態度が変わらない姿を見て、テウクとは冷戦状態となってしまう。
そんな時、ジヘは出張を言い訳にして済州島オルレギルを訪れる…。
一方ヘジョン(イ・サンウ)は、建築を学ぶため5年間イタリアへ留学、帰国し建築事務所の副代表をしている彼は、済州島行きの飛行機で偶然隣の席に座ったジヘが居眠りしている間に、彼女が落とした本を拾う。
済州島へ到着し、友人ヨンスの家を訪れたジヘ。つかの間の再会を喜び、一人でオルレギルを散歩していた。するとそこでヒョヌと出会う。ヒョヌは飛行機で拾った本を返そうと近づくが、彼を痴漢と間違えたジヘは、悲鳴をあげて逃げるも、ぬかるみに足を取られ転んでしまう。
結局ヒョヌに助けられたジヘ。二人は一緒にオルレギルを歩きながらお互いの話をし、次第に打ち解けていく。次の日も一緒に行動した二人。その次の日も一緒に過ごそうと提案するヒョヌに、ソウルへ帰らないといけないと告げるジヘ。
しかし突如雨が降り出し、二人は近くのペンションに駆け込む。一部屋しか空いていないと聞かされ、仕方なく同じ部屋に泊まり、結ばれる二人…。
ソウルへ戻るとジヘは、待ち構えていたテウクに「結婚は遊びじゃないんだ」となじられてしまう。