あらすじ
朝鮮一の子煩悩と言われるチェ・ウォン(イ・ドンウク)は、仁宗(インジョン)毒殺の陰謀という濡れ衣を着せられて逃亡者となった、内医院の医官だ。
高い能力を持っているにもかかわらず、出世することには全く関心がない。一人娘のラン(キム・ユビン)を溺愛する娘バカだ。
というのも、ランは妻が命と引き換えに産んだ大切な娘。大きくなっていく娘はだんだんと妻に似てきたが、なんと病気まで受け継いでしまったのだ。
当初、肺結核だと思われたランの病名は白血病。この時代、白血病は不治の病であり、ウォンは娘のためにその治療法を探し続けていた。
内医院の医官であるにもかかわらず、自分の娘のことしか頭にないウォン。そんなウォンを同じ内医院の医女ダイン(ソン・ジヒョ)は軽蔑している。
一方ウォンには幼い頃からの友達がいた。イ・ホ(イム・スロン)だ。
生まれた瞬間から命を狙われ、誰も信じることができなくなった時、自分が無事に皇太子になるまで協力してくれたウォンを慕い、またウォンを濡れ衣から救おうとしている。
イ・ホは皇太子になった今、弟の慶原大君を王にするためなら手段を選ばない継母・文定王后(パク・ジヨン)と対立を繰り広げていく。