あらすじ
場所は弘大(ホンデ)のあるビアホール。釜山廣安高校の同窓会が開かれていた。
そこには久しぶりに仲間と再会し、盛り上がるかつての高校生たちがいた。
33歳になり、放送作家をしているシウォン(チョン・ウンジ)。
友達とおしゃべりに興じている中、少し遅れて登場した同級生がいた。繊細なジュニ(ホヤ)、おしゃべりなソンジェ(イ・シオン)、カリスマ ハクチャン(ウン・ジウォン)、気難しいユンジェ(ソ・イングク)。
この同窓会で、あるカップルがサプライズで結婚発表をするという…
そういえば私たち…。
舞台は1997年、釜山。
当時韓国のアイドル界は、H.O.T(エイチオーティー)とSechs Kies(ジェクスキス)の2大グループが社会現象になるほどの人気を集めていた。
シウォンの家に集まる友達。みんなでダンス・ダンス・レボシューションを楽しむ中、突如シウォンがゲームのスイッチを切る。
「『スタードキュメント』の時間だから静かにして!」というシウォンは熱狂的なH.O.Tのファン。中でもお気に入りはトニー・アンだ。テレビに映るトニーがシウォンのプレゼントしたぬいぐるみにキスをしたのを見て、絶叫するのだった。
一方、彼女の幼馴染ユンジェは、11歳の時に両親を亡くした。そんなユンジェを我が子のように思ってくれているシウォンの両親。
実はユンジェは、シウォンに密かな想いを寄せていたのだった。
しかし、アイドルに夢中のシウォンはそんなユンジェの気持ちには気づかない。
ある日シウォンは学校を早退し、親友ユジョン(シン・ソユル)とともに大邱へ番組の公開録画に向かう。H.O.Tの応援カラーである白いカッパを着て、彼らの歌に酔いしれるシウォンたち…
90年代、アイドルの追っかけをしていた女子高生たちの思い出をたどりながら、彼らの青春を振り返る。