あらすじ
「お前、俺と手を組もう」
警察庁捜査企画課カン課長(チェ・ミンシク)は、国内最大犯罪組織"ゴールドムーン"が、企業型組織として勢力を拡大すると、新人警官イ・ジャソン(イ・ジョンジェ)に潜入捜査を命じる。
そして8年後、ジャソンはゴールドムーンの2番手であり、実際にグループを牛耳っているジョンチョン(ファン・ジョンミン)の右腕となっていた。
「俺たち兄弟はただ、このひどい兄貴について行けばいい!」
ゴールドムーン会長が急死した。カン課長は後継者の決定に直接介入する"新世界作戦"を企てる。血も涙もない後継者争いの中、ジョンチョンは8年前に故郷である麗水(ヨス)で初めて出会ってから今まで兄弟のようにすべての瞬間を共にしてきたジャソンに、一層の信頼を寄せる。
「約束しましたよね…今回が最後だと」
作戦の成功だけしか頭にないカン課長は、その後もジャソンを追い詰める。刻一刻と正体が明らかになる危機に陥ったジャソン。彼はいつ自分を裏切るかもわからない警察と、兄弟の義理を果たすジョンチョンの間で葛藤する…。