あらすじ
サヤ(パク・シネ)は生まれたときに寺に捨てられていた女の子。好奇心が旺盛で落ち着きがなくおてんば。寺という狭い空間で成長していくうちに、外の世界に憧れを抱くようになる。
脱走を繰り返していたサヤは、和尚様からようやく許しを得、下山することになった。
そんなサヤは以前登山中にケガをしてしまった男ジェウ(チュ・サンウク)を助けたことがあった。ジェウは助けてくれたサヤに「もしソウルに来ることがあったら連絡してほしい」と名刺を渡していた。しかし「俗世と縁を切った者は、都会には用はないはず」と和尚様に名刺を破られてしまったのだった。
下山しソウルへやってきたサヤは、トラブルに見舞われながらも、ハンバーガー店でアルバイトをすることになった。ところがここでもお客とトラブルを起こしてしまう。
落胆する彼女の前に偶然現れたジェウ。
なんでもいいから彼女の力になりたい彼は、サヤを自分が務めるホテルに就職させることにする。ジェウはホテルの御曹司で、企画チーム長だったのだ。サヤはホテルの客室係として働きながら、ジェウの助けを受けて自分の父親を探すことにした。しかしようやく探しだした父は、末期がんに冒されていた…。
一方バツイチで子持ちのドンジン(キム・スンス)は、ラジオ番組のプロデューサーを務めている。そこで知り合った構成作家のウノ(ユ・ホジョン)に惹かれていく。
夫に先立たれていたウノもドンジンに対しいい感情を抱くものの、ドンジンの元妻でアナウンサーのジヘ(キム・ホギョン)が新たなDJとして登場。二人の仲を邪魔し始める…。
さまざまなカタチの"愛"…それは幸せになるためのかくし味