あらすじ
小学生の時から秀才と呼ばれていたソヨン(イ・ボヨン)だったが、失業し賭博に走る父サムジェ(チョン・ホジン)のせいで医大に進むことをあきらめざるを得なかった。
江南で生活費と学費のためアルバイトに明け暮れていた法学部4年のある日、済州島で母親が倒れたという知らせを聞いて、目の前にあったバイクに飛び乗って空港へ走って行った。
そのバイクの持ち主というのが、兵役を終えて友人に会いに来ていたウジェ(イ・サンユン)。彼は、盗まれたバイクを追いかけてみるものの、探し出せないまま家に帰る。
病院に着いたソヨンだったが、母は心臓病を患っており、手術中すでに手遅れだったと宣告され、母を失う。
賭博場にいて母の死に際にも間に合わず、母の財産をすべて使ってしまった父…。葬式の席でソヨンは父を責めたてる。
そんな自分は生きていても仕方がないと自殺しようとしたサムジェの前に母の幻が現れ、自殺を思いとどまるのだった。結局サムジェは、双子の弟サンウ(パク・ヘジン)とともにソヨンの家へ転がり込むことになった。
父の借金返済のため休学することになったソヨンは、大学の助教授から高い月謝がもらえるとカン家の末っ子ソンジェ(イ・ジョンシン)の家庭教師としてあっせんされた。そこで待っていたのは、あの日盗んだバイクの持ち主、ウジェだった。