あらすじ
魚屋の娘スニョン(ソ・ユジン)はどこか抜けているところがある会社員。仕事ではしっかり者でありながら、おっちょこちょいでトラブルも起こす。
そんな彼女は同情心からソンテ(チョン・ウク)の人間性を見抜くことができず、愛してしまう。
結婚をしないまま子供を身ごもり産んだものの、金持ちの女に走ったソンテに裏切られ、おまけにソンテはスニョンが買い物に行っている間に子供ヨングを後輩に連れ去るように頼む。
一方財閥御曹司のゲピル(イ・フン)は自由奔放でお調子者。腹違いで熱血漢の弟スンホ(ハン・ギジュ)と暮らしている。
熱意や闘志という言葉を知らないが、実は純粋な気持ちの持ち主。継母から隠れていじめられながら、父との関係も悪くなって孤独の中で成長してきた。
先輩から子供を連れ去ってくれと頼まれたソンテの後輩は「警察にも施設にも入れないで」という紙とともにヨングをゲピルの車に乗せてしまった。
親から政略結婚を命令されたゲピルは、その結婚から何とか逃れようと、車に乗っているヨングを自分の子供だと嘘をつき連れて帰る。
子供がいなくなってしまったスニョンは、何とか見つけ出そうと毎日子供探しを続ける。
そうして6年の月日が流れた。
スニョンは6年経った今もヨングを探すチラシを配っている。そのチラシを偶然手にしたソンテの後輩は必死にヨングを探しているスニョンをかわいそうに思い、匿名で「子供を捨てた者だ。このナンバーの車に乗せた」と電話をする。
スニョンが警察に通報すると、ヨングを連れていったのがゲピルだということが判明し…