あらすじ
伽耶系出身のユシン(キム・ユソク)は百済兵に捕虜として連行される新羅の民を救おうと、百済兵に一人で立ち向かうが、殺されそうになる。
危機一髪のところ、父が率いる兵がやってきて生き延びるユシン。その後ユシンは花郎(ファラン)を夢見て新羅の首都ソラボムへ向かう。
そこで、父の友人であるチュンチュ(チェ・スジョン)の家に居候することになる。
一方新羅の実権を握るサド太后にとって真智王の息子チュンチュは目ざわりな存在だった。しかし朝廷はチュンチュを後継にしようとする…。
のちにキム・チュンュ(チェ・スジョン)は新羅の29代国王・武烈王となり、世界秩序を再編するために国力を総動員した政治を行い、新羅を実質的に再建。
韓国民族文化の最盛期をなした統一新羅を創っていく。
彼は乱世が落ち着き、国民がひもじい思いをしない世の中(太平聖代)を夢見た。
その彼を手助けしたのが、幼い頃に出会ったユシンだった。妹がチュンチュ(武烈王)の妻となり、自身も武烈王の三女と結婚したユシンは、百戦錬磨の名将とされ、韓国民族で最も偉大な軍事指導者となるのだった…
武烈王が国家的英雄に、そしてユシンが政治的リーダーとして、韓国民族史上初の三韓統一が始まる。