あらすじ
大韓民国初の西洋医学・漢方医学協診病院"ソハン病院"の開院式。
神経外科専門医のドヒョン(キム・スンウ)は、車を運転し病院へ向かっていた。
そこで居眠り運転のトラックにぶつけられそうになるも、自分は間一髪で避け事故に巻き込まれずに済んだものの、1台の車が犠牲に。
患者を救うため、救急車でソハン病院へ運び、ヘイン(キム・ミンジョン)を助手に開頭手術を行うドヒョン。
一方、漢方医のスンヒョン(オ・ジホ)は山登りに出かけていたところ、早く開院式に来いと同僚医師に呼び出され、ソハン病院へやってくる。
登山服を着て病院に入ってきたスヒョンは警備員から不審がられるが、そこへ意識不明になった子供を背負った母親が助けを求めてきた。
自分は医師だと言いながら診察室に入るスンヒョン。子どもの容態を診てメスを貸してほしいというスンヒョンに対し、看護師はそれに応じない。そこで自らが持っていた針治療の道具を使って子供に治療を施す。しかし目を覚まさない子ども…。そこでスンヒョンは子どもの頭に針を刺したところ、意識を取り戻したのだった。
数日後、ヘインはドヒョンが手術した患者の家族に呼ばれ、ピアニストなのに右手が動かなくなってしまったと訴えられる。「後遺症だ」というヘインに家族は激情。漢方医学を受けさせてほしいと懇願する。
しかし自分が尊敬するドヒョンを悪く言われたヘインは、まだ治療がすべて終わっていないため切り替えることはできないと突っぱねる。
しかし「洋漢両方を売りにしている病院のくせにできないのは納得できない!」と、家族はスンヒョンの診察室へ患者を連れて行き、無理やりスンヒョンに針治療を施してもらうようにお願いする。スンヒョンは担当医が最後まで面倒をみるべきだと説得するが、泣きつかれて仕方なく針を打ち始める。
そこへドヒョンが入ってきて強制的に治療をやめさせるが、その態度に腹が立ったスンヒョンは、ドヒョンに食ってかかるのだった。