あらすじ
ソンイルグループの後継者である財閥3世ボムス。彼は今日もハードな日々を送っていた。工場視察、各界の企業人たちとの会合、果てしなく続く幹部会議…。彼は自分の人生にとても満足し、自負心を抱いて熱心に生きてきた。しかし、自分の仕事にますます自信が出てきたボムスは、副社長から良い経営人になれないという晴天の霹靂のようなことを言われる。すべてのものを理論だけで考えて、普通の人々がどのように暮らしているのかを知らないからだと。
ボムスは秘書であるソヨンの従兄弟だと偽って彼女とともにソヨンの友達に会いに行く。ヒョンジョン一行との待合わせ場所。ボムスは自分を田舎から就職しに上って来たソヨンの遠い親戚だと自己紹介する。それなのに独立プロダクションに対する自分の見識を並べ立て、うっかりヒョンジョンが製作する隠しカメラにひっかかってしまう。MVPに選ばれたヒョンジョンの隠しカメラは、ボムスを生まれて初めて言葉に出来ない恥辱と侮辱にあわせる。そしてその映像が放送されてしまう。会社では勿論、両親と副社長にまで大目玉をくらうが、ボムスは辛うじて危機を兔れる。しかしボムスは、ますます困り始める。ヒョンジョンに徐々に心を引かれ始めたのだ。生まれて初めて感じた妙な興奮と自由さ…。それになんにでも堂々として率直で肯定的に考える彼女がとても好きになるのだが…。