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“後悔先に立たず”…チョン・ジュニョン&チェ・ジョンフンら判決聞き涙【コメント1】

2019/12/03
“後悔先に立たず”…チョン・ジュニョン&チェ・ジョンフンら判決聞き涙<font size="2"><b><font color="#FE2E2E">【コメント1】</font></b></font>

歌手チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンが、実刑を宣告された。女性を集団で性暴行し、性関係の動画を撮影・流布した容疑などで裁判まで持ち越され、彼らの罪質の重さを法院は最後まで強調し、懲役6年と5年を宣告。

2人は法の審判の前で後悔の涙を流した。



29日午前11時、ソウル中央地方法院刑事合意29部審理で、チョン・ジュニョンら5名の性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(特殊準強姦)など刑の宣告公判が開かれた。

チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンを含む、いわゆる“チョン・ジュニョン単独部屋(kakaoトークグループチャット)”メンバーとされる被告人5名は、2016年1月に江原道、3月に大邱で、酒に酔った女性を集団で性暴行した容疑などにより拘束起訴された。また、2015年末に芸能人らが参加したカカオトークのトークルームで女性らとの性関係の事実を明かし、隠し撮り映像を転送するなど不法撮影物を流布した容疑も受けている。

この日、裁判部はチョン・ジュニョンに懲役6年、チェ・ジョンフンに懲役5年の実刑を宣告した。また、2人にはすべての性暴力治療プログラム80時間履修と、児童青少年関連機関、および障害者福祉施設の就業制限5年も宣告。だが、検察が要請した保護観察は棄却された。

共に起訴されたクラブバーニングサンMDのキム氏と、有名アイドルグループメンバーの実の兄クォン氏には、各懲役5年と4年、芸能企画社元職員のホ氏には懲役8か月、執行猶予2年を宣告した。キム氏とクォン氏には保護観察処分も宣告された。

この日裁判部は、長文の判決文を読み進め、持続的に彼らの犯罪の重大性を語り、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンは初犯で年齢も若いが芸能人という名声に次ぐ社会的責任が必要だと強調した。裁判部は「チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンは大衆から大きな人気を得た歌手で、それにより得た名声と財力に次ぐ、社会的責任を負担するのは当然のことだ」と語った。

強姦と判断


裁判部は、チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンの場合、2016年3月、泥酔状態の被害者と性的関係を持ったことは、抵抗不能の状態を強姦したと判断。

それに対し、チョン・ジュニョンは合意のもとだったと主張、チェ・ジョンフンは性行為という事実はなかったと主張するも、その主張は受け入れられなかった。

また、証拠として提出されたカカオトークのトーク内容について、チョン・ジュニョンは「自身の同意なく違法に収集された証拠のため、証拠としての力はない」と主張するも、裁判部は「ひどくねじ曲がった性認識と隠蔽された性犯罪が一緒になったこの事件のカカオトーク内容を通して現れる公共の利益がチョン・ジュニョンの私生活情報侵害よりも優位にある」とした。

判決を下された2人は…


裁判部は、宣告に先立ち「被告人らは有名芸能人とその友人らで合同準強姦、強制わいせつ、準強姦遂行という犯罪を犯し、これを知人らとのトークルームに共有するなど女性を単純な性的快楽の道具として扱った」とし「さらに被告人らの年齢からして、単純に好奇心によるおふざけとはとれない、罪質がとても深刻なもののため、厳重な処罰が不可避」と明かした。

また、チョン・ジュニョンについて「被告人は酒に酔って抵抗できない被害者を合同で姦淫し、女性と性行為をするところを撮影し、これをカカオトークに上げた。後でこの事実を知った被害者が感じる苦痛の程度は計り知れない」とし「チョン・ジュニョンが容疑について一部認めて反省している点、同種犯罪で処罰されたことはなく、資格停止以上の刑を受けたこともない点を考慮した」と量刑の理由を説明した。

チェ・ジョンフンについては、強制わいせつは無罪と判断しながらも「酒に酔った被害者を合同で姦淫した後、反省してない」という点を指摘した。

判事の宣告に被告人らは深いため息と共にうなだれ、チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンは涙を流し続けた。

だが、後悔すでに遅し。深刻に歪み切った性認識と、反省のない態度、一時は芸能人を夢見ていた被害者らに消すことのできない傷を残し、欺くなど許すことのできない犯罪を犯したのだ。

検察の求刑と違った点


先立ち、検察は13日、結審公判で「罪質と被害者と合意していない点を考慮した」とチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンに各懲役7年と5年を求刑した。

また、共に起訴されたキム氏とクォン氏には10年、ホ氏には懲役5年を宣告してほしいと要請していた。

1審裁判部は、チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンに対し、検察の求刑をほぼそのまま適用した半面、キム氏とクォン氏の量刑は半分程度に下げ、ホ氏については執行猶予を宣告するなど検察の求刑とは大きな差があった。

このように、裁判部の判断を鑑みたとき、芸能人という職業を通して名誉と富を享受したチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンが背負うべき責任の重さがさらに重いという点が垣間見える。

だが、1審宣告後、被告人らは一週間以内に控訴できるため、結果はもう少し見守る必要がありそうだ。だが、一時多くの段の支持と応援を一身に受けてきたスター、そして公人として責任感を持ち、自身の罪を心から反省する時間を持ってもらいたいものだ。

[この記事のコメント]
>>残念です。